9月7日(水)、9月14日(水)にエピック・ゲームズ・ジャパン様のイベントが開催されます。
本イベントは、今後の自動車産業を変革させる「リアルタイム技術」について、自動車業界向けに、自動車産業を代表する企業様が最新事例をご紹介する内容となっています。
ご視聴を希望の方は下記、エピック・ゲームズ・ジャパン様の公式サイトをご確認ください。
本イベントに平プロモートも「リアルタイム技術」の先進事例として、下記のテーマを講演いたします。
テーマ|トヨタ自動車エンジニア向け XR Learning
講演日時|9月7日(水) 15:30 ~ 16:10
講演者|平プロモート 小野 健介、坂井 瞬
バーチャル空間による、エンジニア教育のためのシステムとして先進的な内容となっております。是非、お気軽にご視聴ください。
「XR Learning」について、開発時のこだわりや活用のメリットなど、開発から完成までの背景をご紹介いたします。
「 XR Learning 」とは、仮想空間上で自動車事故診断を行う、エンジニア育成のためのシステムです。
「いつでも、どこでも」参加できる仮想空間上の仕組みを構築することで、世界中のどこからでも故障診断のトレーニングが可能になりました。
これにより、実車を用いてエンジニアトレーニングを行なっていた以前よりも、教育の質の向上に加え、教育や移動に関わるコストが削減できるといった点で、これまで以上の効果を実現することが可能になりました。
サービス技術部 技術人財育成室 田邉様
トヨタ自動車株式会社様では、毎年「C-NTL Training Seminar」という、エンジニア育成を目的としたコンテストがリアルイベントとして現地開催されていました。
しかし、昨今はコロナ禍により、海外渡航や集合研修など行動が制限され、現地開催が困難な状況でした。そのような状況の中でも、エンジニア育成を続けるべく打開策として、バーチャルで解決する「 XR Learning 」を提起したのが開発のきっかけです。
これまで平プロモートが培ってきた、自動車や修理書に対する専門性に加え、アンリアルエンジンを活用したリアルタイムビジュアライズを深く取り組んでいた背景から、トヨタ自動車株式会社様よりご依頼をいただき、正式に「 XR Learning 」の開発が始まりました。
「 XR Learning 」には、より多くのエンジニアに使用頂くことを目的として、2つのこだわりを軸に開発しています。
より多くのエンジニアに使用頂くには、バーチャル空間上において、自分がリアルにその場所にいるかのような没入感が得られることや、それがワクワクする体験であることが重要であると考えています。
そのため、よりリアルに近く、ユーザーがワクワクできるビジュアルを追及することにこだわり、最もコストをかけて取り組んでいます。
エンジニア教育のテーマにおいて、内容も教材として質の高いものであるべきです。
トレーニング内容をどのように見せるのか、使い勝手をよりリアルに近いものにするにはどうすべきか。また、無限通りある人の行動パターンは、どのようにすればユーザーのストレスなく再現度が高められるのかなど、アイデアやクリエイティブ性にこだわり、エンジニアスキルの向上につながるようなシステムを構築しています。
「 XR Learning 」には、4つの活用メリットがございます。
・海外渡航や、実車手配等の準備に関わる時間や教育に関する大幅なコスト削減が可能です。
・オンラインであれば、集合研修等でのスケジュール管理や、日程調整等の管理がフレキシブルに対応することが可能です。
・時間と場所を選ばずに「いつでも、どこでも」エンジニアのトレーニングを行うことが可能です。
・選抜の選ばれたエンジニアしかトレーニングができなかった実習に対し、オンラインであれば誰でも体験することが可能です。
平プロモートは、「 XR Learning 」の将来的なビジョンとして、スコアリングやアナリティクス分析による「スキルの可視化」ができるよう、現在も取り組みを続けています。
実現後は、エンジニアの学習状況やトレーニングスキルなど、一人一人のスコアリングが可能になります。そして、「スキルの可視化」ができるようになることで、エンジニア毎のレベルに応じたトレーニングや教育イベントを開催が可能になり、エンジニアスキルの底上げの実現も可能になります。
バーチャル空間による新たなエンジニア教育は、自動車産業分野に限らず、他の分野でも同様にエンジニア育成の目的を達成することが可能です。
遠隔での教育を実現したい方、教育の質にお悩みの方、教育や移動に関わるコストにお悩みの方は、是非平プロモートにご相談ください。
「 XR Learning 」について、もっと詳しく知りたい方は下記リンクよりご確認ください。