取扱説明書も断捨離される!?
2016.04.25
マニュアル
ここにきてミニマリズムが流行のきざしをみせています。
うちの嫁さんもご多分に漏れず、断捨離にはまっておりまして……捨てること、ものを持たないことに快感を覚えているふしがあります。
取扱説明書=無駄な物!?
電化製品を買ったら、かならず取扱説明書(以降、取説)がついてきますよね。わが家の場合、厚めのファイルホルダーを用意し、取説や保証書はその中で管理しています。
子どもが産まれ物が増えてきたことをきっかけに、嫁さんの断捨離の虫が騒ぎだしたのです。その標的の一つが取説の束でした。嫁さん曰く、
- 取説なんて最初しか読まない(最初だって読まないくせに……ぶつぶつ……)
- 昨今、取説はメーカーのHPからダウンロードできる
- PDFで閲覧した方が場所をとらず経済的である
それに対して僕は反論をおこなうわけです。
- 取説は操作に困ったときに読むものである
- その際、いちいちパソコンを立ち上げてダウンロードするのか
- PDFよりも紙のほうが一覧性が高い
まあ、あえなく玉砕するんですけどね。
ペーパーレス化の抱える問題
「PDFよりも紙のほうが一覧性が高い」というのは、ペーパーレス化を行う上でいちばん問題となってくるところだと思います。けっきょくのところ、人はプリントアウトして書類を見るし、そこに書き込みをおこなってしまいます。
紙の持つハンディさ・閲覧性を兼ね備えたデバイスが広くいきわたれば、ペーパーレス化は一気に進むのでしょうが…これからのタブレットの進化に期待せざるを得ません。そうすればわが家のささいないざこざも、企業の経費削減も解決することでしょう。
タブレットまで断捨離されたらどうしましょ……
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